中国(明)の貿易商人
王直
おうちょく
[生年不詳〜嘉靖38年(1559) ]
東南アジア方面で、密貿易に従事。日本の五島を根拠地とし松浦隆信に招かれて 平戸に豪華な居宅を構え、徽王と呼ばれた。 後期の倭寇の首領として略奪行為を行う。
平戸氏への鉄砲伝来などで松浦隆信と深く関わっており、平戸には今でも六角井戸などの王直たち中国人密貿易商が平戸を拠点に活動していた頃に造成されたものが残っている。