ポルトガル人宣教師
ルイス フロイス
Luis Frois
〔 1532年〜1597年7月8日〕
ポルトガル出身のカトリック司祭、宣教師。
イエズス会員として戦国時代の日本で宣教し、日本での布教の歴史を綴った「日本史」の著者。キリスト教布教のために1563年横瀬浦に上陸し日本での第一歩を印した。31歳
時は戦国時代真っ只中、命がけでの布教だったであろう、肥前・大村の武将だけではなく、織田信長や豊臣秀吉とも謁見しており、時の権力者の姿をいきいきと伝えている「日本史」は当時を知る上での一級資料として高く評価されている。
1597年、長崎西坂での殉教事件の報告を最後に、5ヵ月後に長崎で息を引き取っている。65歳
彼の書は基本的にキリスト教布教のための教会史であり、キリスト教以外は認めておらず。仏教徒と言うだけで悪しきものと記しているところもあり、必ずしも平等ではなく片寄った見方で描いてあるので、それをふまえた上で、参考にしたい。